思い出は 思うより多くて 僕 1人じゃ抱えきれないよ こぼれ落ちる 僕はひとりぼっちだ 最近のことはよく思い出せないな 昔のことならなんでも言えるのに 急行じゃ行けない君の最寄駅 もう行くこともないな 1人の頃はよく思い出せないな 君といられればなんでもよかった 僕の趣味じゃないラブストーリー もう観ることもないな あのさ 僕は君がいたからさ なにもかもに安心しきってたんだ そんな自分がいやでいやだけど 遅いかもな 僕の心、思うより弱くて 僕 1 人じゃ支えきれないよ 夜が明けても 僕はひとりぼっちだ 理想の僕はもっと優しくて 君のわがままなんて笑って聞いてた 本当は僕がずっとわがままで 君を振り回してたんだね 君は僕といたことで 1人の頃よりも笑えたかな あんな日々が 続くそんなわけないよな 君の心、思うより強くて 今の僕じゃ引き取められないよ 2人でいても 僕はひとりぼっちだった 思い出は邪魔なものだと捨て 去りたい なんて強がりじゃ自分を騙せないな 頬をつたうものを流す緩く 気だるい風よ 君の心にきっと僕はもういないな ずっとあなたのものでありたかった 目が覚めても 僕はひとりぼっちだった 「またね」って笑う顔 思い出したよ