暗く閉ざされた道 一人歩き続けた 前だけを見て足を進めた 重くのしかかる日々 影を無くした時間も 最後は何も残らないと知った 一筋の光を探して 繰り返す後悔を蹴って 水たまりに映る「誰か」に 問い続けた 雨に打たれて倒れたって 風に吹かれてよろけたって 稲妻が鐘の音を鳴らした 晴れた空に虹が輝いた 描いた未来掴んで ボロボロの夢地図 広げて虹のふもとへきっと たどり着こう 紡ぐこの物語を謡う 誰かのために 誇りを捨てて声を枯らした 前に一歩でも前に たどり着いたこの憧憬 背負った希望と傷跡残して 臆病で目を閉じていたって 何一つ前に進まない 頭ではわかっていても怯えたまま 何一つ目には映らない 奏でた声は響かない 稲妻が暗闇を照らした 果てしない空に揺蕩う雲 一つずつ数えていこう 振りむけば曲がりくねった 足跡遠回りでいい たどり着こう 御伽話のよう届く未来を信じて 不安な夜には傍で夢語ろう 涙の温もり心の暖かさ感じて 願って どんな未来も迷いはあって 葛藤も矛盾もあって それでもいい解き放つ 揺れない気持ちを空に広げ たどり着こう 晴れた空に虹が輝いた 描いた未来掴んで ボロボロの夢地図 広げて虹のふもとへ きっと たどり着こう