窓から射す月の光 優しく包む愛の抜け殻よ 目を閉じて目を閉じて・・・ 忘却の夜 絶望の朝 身を委ねたら灰になるまで踊れ さあ時は満ちた 光と影に隠れた激情 幻の世界に迷い込んで 時計の針 巻き戻して 記憶の中 ずっと儚く切ない夢を見てるの この心を操る糸を断ち切る勇気が 欲しい 甘い吐息 乱れた鼓動 歪んだ愛に飢えた堕天使舞い降りて 罪と罰に怯えたその瞳にはもう何も 映らない 見えない もう狂気の沙汰 禁断の果実 手を伸ばした 鏡の世界に閉じ込められ 届かない祈り捧げる素顔のまま ねえどうして涙が止まらないの? 抗えぬ運命なら跡形もなく壊して 欲しい 裁きの声 終わりを告げる 深く刻まれた烙印はもう 消えない・・・ そう幕は下りて 終幕の鐘鳴り響いた 幻の世界に迷い込んで 時計の針 巻き戻して 記憶の中 ずっと儚く切ない夢を見てるの この心を操る糸を断ち切る勇気が 欲しい 幻の世界で もう見えない 操る糸 断ち切って 届かぬ祈り 抗えぬ運命 もう見えない