遠くで星が流れた そこに行く宛なんてなかった 僕はゆっくり歩き出したんだ 何処かへ きっと涙は何も救わない ずっと愛されたくて堪らない 僕に一切嘘は無いはずだったんだ 風が吹いている 雨はまだ止まない もうすぐ夜が終わるよ 僕らの澄み渡った愛の色 君も 僕も いつか死ぬさ それでも しがみついた それは希望 今日も空はずっと雨の色 傘がないと歩けない夜の底は深い黒 だ サヨナラ 君の好きな音楽は きっと流れていないだろう はぐれた鳥が鳴いてた そこに過去の二文字は無かった 僕は歩く速度を上げながら 何処かへ 結局命は有限 そんな気持ちで胸が焼けてく 僕に一切意味はないと気づいたんだ 風が凪いでいる 手を伸ばしてみた もうすぐ星に届くよ それでも空はずっと雨の色 いつか止むと言った 僕は それでも空はずっと雨の色 今日も僕はずっと僕だ 僕らの澄み渡った愛の色 君も 僕も いつか死ぬさ それでも しがみついた それは希望 今日も空はずっと逃避行 傘がないと歩けない夜の底は深い黒 だ サヨナラ 君の好きな音楽は きっと流れていないだろう