1人震えて朝日を待つ 僕を見つけてよ 助けて、なんて声は届かない まるで幽霊にでもなったようだ 逃げるように走る 夕暮れが怖くて 神様教えて 僕すら知らない僕のこと 全てに忘れられた夜 夢見る世界で君の声がしたんだ 傷だらけの手を差し伸べはにかんだ 滲む視界に輝いて見えた 僕の勇者だ 空飛ぶベッドでお昼寝して 人魚と海底を航海した 魔法で作られた 忘れられた街で 虹の橋を渡った あの日のことまだ覚えている? 竜の背に乗り空をかけて 星降る夜に目を奪われ恋した 流れ出るしずくが頬にしみるけど 傷跡でさえもただ愛しくて 僕じゃダメだって 無理だよって 弱虫な自分が顔を出す 何も信じられずに解いた手も 君じゃなきゃダメだって強く また手を取ってくれたね そんな君が僕のこと作ってくれたよ 震えて泣いてる僕を いつだってどこだって救ってくれる 旅の終わりに魔法が解ける日が来て も いつか見た星空は忘れないから 今は歩こう 傷だらけの二人だけど 夢見る世界で君と出会えた奇跡をつ ないで さあ行こう