噫 風に吹かれ 舞い散る桜は 何故この心に 侘(わび)しさを説くのだろう 人は時を泳ぐたびに 何かを失くしてゆく 水面(みなも)に揺れる木葉のように 流れて流され消え逝く 愛しくて 愛しくて 心から 言葉みつからぬほどに 貴女への想いよ永遠に 四季は廻り巡る <♪> 噫 影を宿す母なる光に 何故この心は 潸潸(さめざめ)と泣くのだろう 人は掌(てのひら)を合わせて 明日を願い祈る けれど私の両の指は 貴女を求めて彷徨(さまよ)う 愛しくて 愛しくて 心から 言葉みつからぬほどに 貴女への想いよ永遠に 四季は廻り巡る <♪> 春過ぎて夏来にけらし 秋が降り冬が芽吹く <♪> 愛しくて 愛しくて 刹那くて 涙溢れ出すほどに 悠久の誓いとともに咲け 四季を跨ぎ 愛しくて 愛しくて 心から 言葉みつからぬほどに 貴女への想いよ永遠に 四季は廻り巡る