静かな午後に 針を刺すように 記憶の糸が 胸をなぞる あの日の笑顔 遠くに揺れて 今もどこかで 私を見てる 過去と今が 手を取りあって ひとつの夢を 紡いでゆく (やさしく…) (ゆっくりと…) (織り重なる…) 編み上げた日々が 私をつくる 涙も笑顔も 全部が模様 この手の中で 結び直す Woven Time わたしの物語 忙しさの中で 見失った糸 でも心だけは ほどけなかった 素直になれず 絡まった日々 あなたの言葉が ほぐしてくれた 傷もほつれも 織物の一部 それがあるから 今が光る (つながって…) (響いてる…) (今もここで…) ひと針ずつに 願いを込めて 未来へ続く 布を広げる あなたと交わす 温もりの糸 Woven Time 永遠のぬくもり わがままだった あの頃の私 縫い合わせたくて 手を伸ばした やり直すたび 色が深まり 少しずつでも 強くなれる 時間の海に 揺られていく でも軸になるのは 信じた心 (忘れない…) (あの瞬間…) (色あせない…) すれ違った日々さえ 美しくなる 交差する想いが 織りなすメロディ あなたがそばにいた時間すべて Woven Time 音もない詩(うた) ひとりの夜に 針を刺しながら 小さな未来を 織っていたの 夢はまだ かすれたままでも 心の糸が 途切れていない 風に揺れる カーテンのように 揺れてもいい ほどけてもいい (重ねれば…) (見えてくる…) (新しい模様…) あなたがくれた 勇気の糸が 今日も私の 背中を包む 繋がる記憶を 抱きしめながら Woven Time 歩いていこう
