毎日君の脈を見てる 今日も何もなくてよかった まるで君は新緑のようで 走る葉脈の血管 透けた肌に光が差し君は僕に言った どうしようもないことで世界は 溢れて 今足掻いているんだよ 大切なことはいつも複雑だけど 向き合いたいんだ 毎日君の顔をみてる 今日は何を考えてるの 木々や虫が会話するように 少し風が吹いた 凪いだ空に雲が浮かび君は 僕に言った 微かな笑顔で何気ない言葉で ほら救われているんだよ 生きていく意味はわからないけれど 感じていたいんだ 朝を繰り返しいつが折り返し なのかもわからないまま 小さなその手が温かくなるように 繋いでいたいんだ