暮れ行く街を 並び歩いた事 時、経てばこそ 忘れられないものだ 光る畦道で 君と話したこと 何気ない事に 少し胸がつまる 針は進んでいく 人は移りゆく 僕らのこともいつか忘れていく だけど、変わらない事 私たちはここで 生きていた 「さようなら。」と、手を振る影が 淡く揺れてる この瞳は熱を帯びているよう いつの日にか僕らはまた 会えるだろうか 夕景が僕たちを照らす 「さようなら。」また会える日まで 翳りゆく空に 鳥は歌いかける 風が僕らの間を通り抜けていく いつか、歳をとって 私たちは何を 想うだろう 共に笑い、共に泣き 時代を歩んだ 君とだから、僕は生きてゆけた 「さようなら。」と、手を振る影が 淡く揺れてる この瞳は熱を帯びているよう いつの日にか僕らはまた 会えるだろうか 夕景が僕たちを照らす 「さようなら。」また会える日まで この街を染めてくれ 沈みゆく夕日 暮れ行く街を 並び歩いた事 時、経てばこそ 忘れられないものだ