知らぬ間に抱え込んだ 雨が降り注いで か弱いお前は 傘もなく ひとり佇んでる 誰も皆繁吹く街を そそくさと過ぎ去っていく まるであたかも 土砂降りが あたりまえのように この雨が終わるまでには 間に合うかな あたしはただなりたい 傘を待つ人に 傘をさす人に 悲しみを分かち合うほど 僕たちは器用じゃないが なにもないけど そばにいる それでいい気がした 草原に立つ緑や 土手に咲いてる花 たまの光や 雨粒を 受けて息をしてる それでもまだお前が震えてるなら 今 今 走るよ この雨が終わるまでには 間に合うかな あたしはただなりたい 傘を待つ人に 傘をさす人に