ぽっかりと空いた空の穴に 気をとられていたんだ あの信号が赤に変わる前に 渡らなくちゃ 無数の足あとを残した 雪の上をとぼとぼ 誰ひとりいない広場 いったいみんなどこへ行ったの? 本当は泣き出してもよかったんだ それでも平気な顔して歩いた 君に追いつきたかった 君にほめられたかったよ 誰ひとり僕に気付かなかった それでも隣で笑って見てた 君は少し歩くのが早いね あの信号が変わる前に 君に置いて行かれないように 僕は 僕はずっと 頑張っていたんだよ 本当は泣き出してもよかったんだ それでも平気な顔して歩いた 君に追いつきたかった 君にほめられたかったよ 君に覚えてほしかった 君と一緒にいたかった