見えないけれど 笑って 笑ってくれたら 進んでゆける 忘れない 秋風 揺らしてくれたら いつだって会える はずだから 今 枯葉が降り注ぐ 街角のすみっこの方 うるさい車の排気ガスの匂い 心地よくて このさよならを 分かって 受け取ってしまっても これまでのこと 忘れない 過ごして重ねてきたもの 秋風吹いて思い出す 今日いつもの交差点で止まり 静かになる もう次の約束はしないけれど また話せるよ 乾いてる 手の中に 握っていた 記憶が 塵となり星となり 指の隙間からこぼれて 見えないけれど 笑って 笑ってくれたら 進んでゆける 忘れない 秋風 揺らしてくれたら いつだって会える はずだから 笑って 笑って 笑って 笑って