砂埃の 道を渡り 毎日行く森で 迷ったりすることはない 季節が巡って顔を変えても 大丈夫 帰り道は少しだけ 信号の色 キレイ 大人に「なった」つもりはない みょうがの苦さが愛しくなっても 大丈夫 この町の窓では 全部 私の知らない誰かが 息をしてる いつのまに 知ったんだか 悲しい気持ちに名前をつけておくよ 大丈夫 今だけ 霧の中にひとつだけ 街灯がぽつり あかり消すのを忘れてる このまま確かに夜迎えても 大丈夫 この町の窓には 全部 私の知らない気持ちがそこにあるの いつか 持ち寄るために ああ 悲しい気持ちに名前をつけておくよ 大丈夫 今だけ