繰り返す 波の 一つ一つのしぶきは 君だけに分かる 地図を描いてく 巻き戻すための 機械仕掛けの家は 窓辺の風に記憶の海 蘇る この瞬間が 例えば 永遠ならば 戻れない あの日の 鏡に映すよ 確かめ合う 約束が 月日で 流れたならば 残された 砂模様 新しい 居場所を 映し出すよ 押し寄せる波は 思い出の潮汐 笑った日々に 宿ってく君の声 繰り返すアラーム 君の鼓動 触れた手と手で ふいに起こされてく 懐かしい この声だけが 例えば 永遠ならば 繰り返す未来を 一緒に綴ろう 確かめ合う 繋がりを 忘れてしまった 時は 崩れる形を また作り直すよ 波のように