ねえ、感傷的で感慨深い夜は 回るレコードを眺めよう アルコールが溶けるまでの間 その手を離さないように モノクロの映画を夢で見てた 微睡んで 紡ぐ 夜のとばり 白い溜息 憂いを運ぶ 月明かりへ ねえ、感傷的で感慨深い夜は 回るレコードを眺めよう アルコールが溶けるまでの間 その手を離さないように 冷たい 眠り を深く飲み 夢に通う 夜をもて遊んで 溺れた 蜃気楼のように 静かに触れてる ありふれた映画の再現をしよう ねえ、感傷的で感慨深い夜は 回るレコードを眺めよう アルコールが溶けるまでの間 その手を離さないように ねえ、感傷的で感慨深い夜に 揺れるトレモロと体温 アルコールが抜けるまでの間 この手を緩めないように