雨上がりの淡い光の中 浮かぶあなたの影 待つことも恋だと教えられた 胸を焦がす懐かしき日のあなた 言葉よりも心が命の意味を探してい る それは明日の風の色を尋ねる旅人の ようね 孤独の中で迷いながらも あなたの名前をずっと、 ずっと呼び続けている 過ぎ去った記憶は時の中へ 風の音 消え行く 蘇る柔らかい微笑みよ 手を伸ばしても掴めない夢か もしも生まれ変わってもまたあなた と共に生きたい まつげの先に宿る光 移ろう季節を告げている たとえ紡いできた鼓動が消えても 永遠を誓った囁きは覚えている 雨上がりの淡い光の中 浮かぶあなたの影 待つことも恋だと教えられた お帰りなさい あふれ出る涙でにじむ先に 待ち焦がれたぬくもり 探し続けていた名を呼ぶ声 今は時も流れることはない