悴んだ 指先でなぞった星座 今も目 に浮かぶ 貴方の指輪 届かない想い巡る空の下 夢の中に 溺れていく あの日から 変わり始めた 価値観と 道徳倫理 手を伸ばせど 触れられぬ距離 でも 確かにここに愛はあった 目と目が合ったような気がした 見 透かされたような気がした 貴方は何処まで知っているの? 私 の心覗いているの? 枯れた心に雫 堕ちていく 翳すのは貴方を彩る花 視界には際 立つ銀の指輪 叶うなら触れる程の距離まで 近づ くことができたら 何も聞こえない 何も怖くはない 貴 方の声以外聞きたくはない 届かない想い馳せる今日の空は 暗 く塗りつぶされていく 本当はもうとっくに気付いていた それでも抑えきれなかった 貴方を追いかけ続けているの なの に振り向いてもくれないの? 歪む視界に言葉 融けていく 悴んだ 指先でなぞった星座 今も目 に浮かぶ 貴方の指輪 目蓋閉じても浮かぶ輝きを まだ忘 れられないまま 霞む記憶 思い出させる その声は 甘く苦く私を包んでいく 届かない想い巡る空の下 夢の中に 溺れていく 伸ばした掌 掴めない 嘲笑って 私を…