Track by10.8°Cの世界線
桜 降る丘で 約束を交わした どれ程の覚悟が 二人を責めたのだろう 泣き疲れた顔をして 笑いながら呟いた 「また会おうね」と 想いは風に溶けた 震える指も 掠れた声も 生きた証の全てが 愛しくて愛おしくて 声を出して泣いた 誰も知らないだろう 俺達が居た事を 七文字で綴られた 歴史のうねとなる 乾く喉 滲む汗 焼ける肌 霞む意識 大きく手を振る姿が 瞼に浮かんだ さよなら君よ 帰れぬ日々よ 姿が見えなくなるまで ずっと手を振ってた ずっと手を振ってた 涙 堪えながら ずっと手を振ってた