途方

歌詞

この街には多くの喜びが溢れている 自分ではない誰かの幸福はきっと 毒になる この街には今日もまた幸せが 溢れている その影には独りきり死んだ 目の私がいる ショーウィンドウに並んでいる 造られた表情で何を伝えられると 言うのか 飾られたような 誰かのその笑顔にまた 虚しさが透けて嫌気がさす もう どうして足りないものばかり 目についてしまうんだろう 望んでもない筈なのに 嘘つきだね どうして叶わぬことばかり 浮かんでは消えてしまうんだろう 想いは隠しきれない 下手くそだね この街ではきっとまた寂しさが 溢れている 曇り空と同じような顔をした 私がいる ショーウィンドウに並んでいる 造られた表情で何を訴えていると 言うのか 飾られたような誰かのその涙にまた 虚しさが透けて嫌気がさす もう どうして大事なものばかり 傷ついてしまうんだろう 大切にしている筈なのに 嘘つきだね どうして叶わぬ夢ばかり 浮かんでは消えてしまうんだろう 想いは隠しきれない 下手くそだね あまねく営みには些細なことだろう 世界は変わらず今日も回るのだろう もうどうしてどうして どうして大事なものばかり 傷ついてしまうんだろう 大切にしている筈なのに 嘘つきだね どうして叶わぬ夢ばかり 浮かんでは消えてしまうんだろう 想いは隠しきれない 下手くそだね