思い出の記憶が止まってしまった 全部が君との愛しい日々だった ねえ、言えなかったことばかり 浮かんでくるよ バイバイ もうきっと君は振り向いてくれない 見えなくなるまで目で追った どうしたってもう一生君の髪にも 触れられない ああ 夕暮れが溶けてゆく 幾つもの夜を超えて 私、悲しくはないけれど 忘れていくのも 本当は怖いんだ ねえ、まだ変われないでいるよ 「またいつか、会える日まで。」 「もう、会えないと思う。」 「うん、またね。」 「またはないよ。」 「…そうだね、元気でね。」 バイバイ もうきっと君は振り向いてくれない 見えなくなるまで目で追った どうしたってもう一生君の髪にも 触れられない ああ 夕暮れが溶けてゆく バイバイ もうちょっとだけでも 素直になれたら あの日、追いかけて手を繋いだなら そうしたら ねえ、きっと なんて、また今日も碧落な夜の端 ああ、本当に好きだったな