右手に夜左手に朝 昨日と今日の間を 電車は走る走る走る あたしは春あなたは冬 日々はまわるまわるまわる 暮らしの片隅の悲しい気分も 上手に抱きしめてあの歌をよすがに 長い袖を捲っては いつでもあなたと繋げるように 短い季節を巡っては いつまでも続くように こうして祈っている 穏やかなんかじゃ無くていい ただ ただ そばに居たいのです 言葉はまだ滲んだまま 瞳は光る光る光る 濡らしたまつ毛の 先が揺れる かわいい横顔 そのままで 長い袖を捲っては いつでもあなたと繋げるように 短い季節を巡っては いつまでも続くように こうして祈っている 穏やかなんかじゃ無くていい ただ もう少しもう少し 優しくなれたなら 別々のアラーム 同じ朝焼け透ける光 恋しい日々はいつしか生活に 長い袖を捲っては いつでもあなたと繋げるように 短い季節を巡っては いつまでも続くように この緩い坂を登った先に いつものあなたが 穏やかなんかじゃ無くていい ただ ただ ただ ただ そばに居たいのです