ぬるいワンルーム あなたの抜け殻が 寂しく落ちている ひとりワンルーム 泳ぐ ヘッドライト 天井 横切ってく 信じきっていたかったの あなたとのどれもこれも タバコの匂いのシャツの胸 大袈裟に飛び込むあの瞬間も 肌色に触れたときだけ 全部わかった気がしたの 身の程知らずのあたしを もう一度その手で壊してよ ぬるい缶ビール で 全部忘れたふり ふたりワンルーム 泳ぐ ベッドシーツ 抜け出せない ワンテンポ遅れる相槌も歩幅も 気付かないふりで 傷つかないふり 信じきっていたかったの けどあなたはいつでも タバコの匂いとキスの痣 またねってそれだけ 残して 肌色に触れたときだけ 全部わかった気がしても 身の程知らずのあたしじゃ 肌色に触れたときだけ 全部わかった気がしたの 身の程知らずのあたしを もう一度その手で壊してよ ねぇ最後にもう一度その手で 愛してみせて 愛してみせてよ