坂の途中の蕎麦屋が いつの間にか潰れてる 同じようにまた何か 失ってから考える 丼の底のradio 添い寝のフリで腕ひしぎ あんな地上絵くらいは いくらなんでも描けるだろう upaniṣad : upaniṣad 人だけ変えて変わらず 騒ぎ続けるmini game 急に出てくる温泉郷の 爺様たちの双乳首 upaniṣad : upaniṣad 偽物・fake構わず 陳列させる観覧車 寺銭さえ賄えば 知らぬ存ぜぬmeniscus upaniṣad : upaniṣad 猛々しい武田軍 弱々しく弱い百 自転で始めたはずが いつしか公転してる 五月雨騒ぐ酒機嫌 笹螽蟖去って熱帯鳥 物を増やして物の面積 家賃を払う烏骨鶏 同じようにまた何か 失ってから考える