あの日に置いてきた 大嫌いな自分にも 優しさを与えてくれる人は必ずいた 今なら話せるだろう 誰にも言えなかったこと 傷つくことを恐れ 目をつぶった日もあるだろう その度に差し出した 心の柔らかい方から 今更遅いだろうけど 取り戻したくなる時もある くだらない未来なら いくらでもくれてやるよ 春の風が吹いた日を いつまでもここで歌うよ 人知れず覚えた 腑に落ちないこの気持ちを 伝えることすら 今はもう許されないのさ 振り返るたび思い知る 風に舞い上がったあの日々よ くだらない未来なら いくらでもくれてやるよ 春の風が吹いた日を いつまでもここで歌うよ 飛ばされそうな痛みほど 大切に胸にしまおう 春の風が吹いた日の 喜びをここで歌おう