黙りこくった波の指先 砂のカレンダー破いてゆくよ きりがないからやめようかって 君はグラスの縁を弾いた サマートワイライト白いワインに 夕陽が沈む サマートワイライトやがてローゼに サヨナラ告げるルージュに変わる 砂のまじった風に吹かれて 君は背中を向けて歩くよ 離れた距離をまだ追うように 僕の影だけ長くのびてく サマートワイライト二人の夏が 色褪せてゆく サマートワイライトいつかセピアの 写真のような記憶に変わる サマートワイライト白いワインに 夕陽が沈む サマートワイライトやがてローゼに サヨナラ告げるルージュに変わる