カレンダーを変えられずいる 一月を受け入れたくなくて 僕はまだ次の恋に 進む準備なんてできてない 明日はどうやり過ごそうか そろそろ髪も伸びてきたな そうさ僕はいつだって 目の前のことばかり そんなある日突然 訪れた出会い頭 何か始まりそうな予感 瞬きも忘れて 呼吸さえ止まった そう 目の前には くしゃっと笑う君がいた それはまるでレンズを 通したかのように ぼやけていた世界が 鮮やかに見えたんだ いつも振り向いて話す君の 背中を追いかけてるうちに 僕のだらけてた足も だんだん速くなった ビルの間から 夕日が覗いてる いつか隣で歩けるように 朝のニュースを見て トイレ掃除をして ちゃんと野菜も食べ ゴミ出しして家を出る 目を背けてたものも 逃げてたことも全部 きっと君に逢うための 寄り道だったんだね 瞬きも忘れて 呼吸さえ止まった そう 目の前には くしゃっと笑う君がいた ただの妄想だと 笑われるだろうけど 今は君との素敵な 未来を見つめていたい 遠くの未来を