例えば僕は 君を抱きしめているのに こんなにも激しく 求め合っているのに それでも嘘だの まがいものだのって 手探りを繰り返すことに 意味があるのか? 身体も心も知っているんだ 「愛」という 名の心に刻まれたしるしを 僕らは今 指先でなぞるように確かめ合う 真実はこんなにも 「ぬくもり」を持っていて 君と僕の繋がりを 重ねた手で通わせてる 僕らは誰かに 試されているのだろうか? リアルとフェイクを 塗り重ねるこの世界 流した涙も偽物とされてしまう 乾いた心の 人間ばかりだって言うけど 枯れ果てた砂漠にも 花は咲いてんだ もう僕らは騙されることは ないって信じてる 悲しみも醜さもたくさん知って 許してきたんだ 真実には 「キレイゴト」だけじゃなく 「イタミ」もある それはきっと光への 架け橋だって気がするんだ 真夜中に一人 目を閉じて呟く 「僕はここだよ。 早くみつけてよ。」 僕は自分で自分は僕だって わかってるのに怖くなった <♪> まだ君も君のこと 探しているんだ 「愛」という名の 心に刻まれたしるしは この世界を動かせる ただ一つの道しるべだ さあ僕らの新しい明日を 迎えに行こう 光にかざした手を 強く握って離さないで