果てない荒野の灰色の景色 匣の意味を求め 首切り裂いた 吹きすさぶ砂の刃が今 忘却の温もり傷つける 頬をなぞる冷めた風 空は何も語らず 彷徨いながらも探し続ける 君と見たあの「時」を 粉々に砕け散った愛の欠片を 掻き集め涙で繋ぎ合わせても あの日の思い出 真実は 灰色の空で掻き消され バラバラに砕け散った愛の記憶を 何度も繋ぎ合わせても 壊れて・・・壊れて逝く 過ぎ去ったこの邂逅を殺してくれ 凍り付いた鏡を抱きしめて 流れ続ける赤い血を眺めた 風に混じり破滅の調べ響く もう二度と鳴り止む事は無い 頬に堕ちる冷めた雨 空が泣いて叫んだ もう彼方の愛 掴めないのか 君と居たあの「時」は せめてもう一度だけ 見せてくれないか 霞んでも映る記憶を鮮明に あの日の目映い真実を心に刻んで 消え去さるよ せめてもう一度だけでも 抱きしめさせて あの想いの言葉を今・・・ 「もう二度と離さないよ」 歪んで消えた現実と分かっている 揺らめきの中の戦慄 しがらみ背負う意味を問う 境界線は何処にある 繰り返すのか せめてもう一度だけ 見せてくれないか 霞んでも映る記憶を鮮明に あの日の目映い真実を 心に刻んで消え去さるよ せめてもう一度だけでも 抱きしめさせて あの想いの言葉を今・・・ 「もう二度と離さないよ」 歪んで消えた現実を抱きもう一度 粉々に砕け散った愛の欠片を 掻き集め涙で繋ぎ合わせても あの日の思い出 真実は 灰色の空で掻き消され バラバラに砕け散った愛の記憶を 何度も繋ぎ合わせても 壊れて・・・壊れて逝く 枯れて消える現実 連れ去って今すぐに 君の居る世界へ