明るい日と名付けた 風が吹かないその日も 明るい日と呼んだ 暗闇の中でその日を <♪> ビルとビルの隙間に 捨てられたみたいな 誰にも期待されない今日が終わる 今強い風が吹いて心細くなる 何かに抗いたくて上を向く ひとりぼっちの風船 どこまでも飛んでいけ 向かい風を選んで 遠く 見えなくなるまで 届かないならいっそ やめてしまおうとした日も 叶わないならいっそ 捨ててしまおうとした日も 世界が歪んで見えるような時も 変わらずそこに在ったひとつの言葉 今強い思いを抱いて空を見上げた 何かに抗いたくて手を伸ばす 届かなくてもずっと やめられなかったその日も 叶わなくてもずっと 捨てられなかったその日も 何もない手をずっと 握り締めていただけの日も 何もない手でいっそ 全部壊そうとした日も <♪> ひとりぼっちの風船は飛んでいった 向かい風を掴んで 遠く 遠く 彼方へ 届かないならいっそ やめてしまおうとした日も 叶わないならいっそ 捨ててしまおうとした日も 明るい日と名付けた 暗闇の中でその日を 明るい日と呼んだ まだ何処にもないその日を <♪> 届かない日もずっと 叶わない日もずっと <♪>