この部屋に隙間なく 詰め込まれた空虚 染み込んでいく 音もなく みしり 心は揺れ 冷たい部屋 優しい闇 誰も触れない肌の裏側の 消したいのに 消えない痣 何処にも行けない青さが滲んで 空白を切り裂くように 鳴り響いたベルが 引き戻す現実 痺れていく ふわり 世界は揺れ 悲しいくらい 優しい闇 誰も触れない肌の裏側の 消したいのに 消えない痣 何処にも行けずに沈んでいく <♪> 光に焦がれ飛んでいった羽虫が 光に灼かれ灰になる虚しさ 冷たい部屋 優しい闇 すべてを忘れて目を閉じていたい 触れ合わずに 傷つかずに そして穏やかに心が朽ちていく 吐きたいくらい 優しい闇 誰とも繋がる事のない世界で