「愛も情も、きっと青い戯れ」 皮肉が素敵、座礁して死ね私 微温湯に爛れて溶ける 汗も息も涙も 情緒の舵を取り誤り 今夜もまたアレに沈んでく 鮮度の低い朝はやがて 胡乱な昼に差し障り 湯船で溺死する夜は せめて夢に抱かれていたい 結露で濡れて光る壁は星空 水面には幽霊船に遺した 貴方との 愛も情もきっと青い戯れ 汚した愛も恋も肺も私も 看取られぬまま 明日も明後日も餌を吐いては 零した哀切 五拍子で刻むわ 誰もが、愛おしい 清さを編み込んで 誤る私だけ、宝箱を失くして 奪い合う、価値を手に 嘘が化粧に乗る あの日 二人で描いた地図が 目を覆う 「愛も情も、きっと青い戯れ」 皮肉も体裁も脱ぎ捨てられた 貴方とならば 座礁 船底に空いた穴を拡げて 濁った愛欲でも情欲でも 貴方の目を惹ける様な詩を また会いたいよ ねぇ
