隔離夜の街

歌詞

非常時の世界に今、思う 二十時を境に皆、孤独 週末は味気なかったなって 隠した口から皮肉 響く 不要不急の労働を終え 有象無象と列車に揺られ 密度増し連なる葬列 間隔が狂わされてゆく 今日初めて発した声は 3円の価値しかなかった 袋詰めの明日の朝食に 今日の退屈が紛れ込む 何を引き換えにしたとしても 隔離夜に溺れてしまうな 色なき街 冷たい餌 息苦しくて 生き苦しい日々だ 目を覆いたくなるような様に 咽せかえれば 白い目の渦に 飲まれてゆく 感覚に慣れた 舌打ちが乾いて 隔離夜の中 静まり返る 思い出の場所 ゴーストタウン 息苦しくて 生き苦しいが 遺棄は出来ない あの頃の世界 隔離夜の中 静まり返る 思い出の場所 ゴーストタウン 息苦しくて 生き苦しいが 遺棄は出来ない あの頃は未来