絵に描いた常識で 取り決めた約束で 色を付けた食卓で 守れるふたりじゃないでしょう 誰ひとり傷付けず 手に入るような 幸せなんて欲しくないの ギュッと噛んだ唇は死に絶えず 零れるままにただ愛を問う 頷いたあなたにお揃いの 傷跡を残すよ 美しく よく晴れた空は嫌い やわらかな春も嫌い 誰もいない暗がりで 孤独を食べ大きくなった 哀しみも欲望も飼い慣らしたんだ あなた以外は欲しくないの ギュッと噛んだ首筋はあたたかく 恐れるほどにまだ愛を知る 首を振るあなたにとびきりの 永遠をあげるよ 喜んで ねえ この世界のことわりじゃ 正しさなんて測れないから 赦されようと無意味なの いっそ壊して あなたの手で ギュッと噛んだ唇は死に絶えず 零れるままにただ愛を問う 頷いたあなたにお揃いの 傷跡を残すよ 美しく ギュッと噛んだ首筋はあたたかく 恐れるほどにまだ愛を知る 首を振るあなたにとびきりの 永遠をあげるよ 喜んで ねえ