ふたごのきつねの隠し事

歌詞

強大なエゴの黎明に慟哭 見せかけの視線に誘導 晴れと褻の領域境目 三日月の眼の差す話 しめ縄の中に隠すは 秘め事のおりなす悪戯 畏敬するは虚像の姿 生まれるは悪戯だった 種を知らずに始まるは ほんの少しの好奇心と 眉と唾とおまじないと ちょっとばかりは足掻きなさい あなたを見ていたんだよ あまりにもかわいいから 少しばかりからかおうって 話していたんだよ 加速するは人の情 鏡見せるようにと 人を化かすように あなたも化かされるよ ふたごの狐のかくしごと 誰にも知らぬ愛を込めたいたずらを ああ、種も仕掛けも見えぬように 祠（ほこら）の中に仕舞おうか 夜中でも着物がさ 見えるはっきりとさ かかるまいと眉唾 まだ足掻けと吐くよ 二重線（ダブルバー）のその先 嘘味の粒をさ 下唇舐める 吐きとおす悪戯 めぐみの雨降るのも 祭り化かすときも 隠し事をお願い 秘密文字に隠す 未来の先咲く花 見えないと願うよ あれもこれも全ては 私らの悪戯 あなたを見ていたんだよ あまりにもかわいいから 少しばかりからかおうって 話していたんだよ 加速するは人の情 鏡見せるようにと 人を化かすように あなたも化かされるからさ、 ああ、私たちのやること 誰も彼も全ては わかりやしないだろう 息を巻いて指を舐めて ああ、疑わぬ噓をつこう 稲荷の甘さのように 心鏡のように 愉快な騙し続け、 ふたごの狐のかくしごと 誰にも知らぬ愛を込めたいたずらを ああ、種も仕掛けも見えぬように 祠（ほこら）の中に仕舞おうか 誰にも分かりやしないだろう、 私たちのやることは、さあ 息を巻いて指を舐めて、さ 祠の中に仕舞っておこうかな