テイカカズラととかげの子 (feat. 鏡音リン)

歌詞

夏の前の湿った街路鏡 水たまり踏んでしまった人を 嗤ってる 傘は折れた まだ差せそうだけど もういっか 鍵が右ポッケで踊る あっちの方からは 暗い雲が迫る 水をやり過ぎたら 根腐れしないですか そっちの方はまだ 未開拓だし どこに居たってなにも変わんないか でもね?生きていたいとか 死んじゃいたいだとか そういう大きい言葉って みんな好きじゃないですか 誰でもじゃない ただ君にだけ届いて なんてとっっっても素敵だと 思うんだけど ぼくはそういうのはいいや 雲のにおい そろそろ降るかもな 遠くから聴こえてくる 帰れのサイレン ぬるいサイダー 忘れたかった味 去り陽染む テイカカズラととかげの子 欲張り過ぎた500mlの缶が睨む 飲み切れないくせに どうせ捨てるくせに ないものねだり あればあるできっと邪魔だし ま、考え過ぎはよくないな ちょっと 笑えない日や 外に出たくないときは ぬくぬく ちゃんと甘やかして ねこちゃんでも見てようよ 誰でもいいよ ぼくの心をわかって！ あー うそだけど どうせわかりやしないんだけど ほっといて そういう日なの 不意の夕立 槍五月雨 烟るマンホールだけ見てた 傘はもう穴だらけだ トタンの泪が十重二十重 あちこち黒く染まる 安全地帯はあと僅かだ ぼくにはもうここしかないのに 泣きそうな日に 笑えるぼくがすきなんで 泣かないで そんな言葉かけないで 君の名前を呼ぼうとするとなぜだか ちょっと泣いちゃうんだ こんなうたなんか 作らなければよかったな うたわなければよかったんだ 誰でもいいよ ぼくの心をわかって！ まあ もうどうでもいいや