ねぇ 波の唄に ふりむく君の背中 砂に残す足跡 手をつないでいこうよ なぜその優しさ うるんだ胸のコアに 傷をつけるの いまは 遠くを見つめていて 風が笑ってる さあ歩きだそう ふたりの秘密のタイムカプセル 淡い夢の箱 トランクに載せて 果てまでも あの夏の匂い探して 迷子の君が探してるのは 月に眠る花 青いビー玉に ゆれる海 夢で逢うふたりの距離 永久(とわ)の砂時計 風のゆく先に 明日をゆだねて ぼくらの秘密のタイムカプセル 白い砂のうえ 雨に打たれたら 空見上げよう 頬つたう涙ゆるして 迷子の君が探してるのは 夜をわたる虹 アルバムのなかの遠い海 きらめいてた時代(とき)の口笛 気まぐれな笑顔 長い君のまつげ いつかの子供のように 泣き笑いで見あげた 無邪気なふたりの空