悪魔と化したあの子の心臓 真ん中で照準捉えてお前は ためらいもせず引き金を引く 災いを祓う言葉は銀色 街にはびこる恐怖とゴシップ 誰かれ疑い疑われ光らす目 言いつけを守れば救われる 破る奴に同情の余地はない 何百年前 つい最近だって おんなじことやっていたような まぁいっか ほらまた鳴った (Cough ! cough !) 判決の時間 悪魔を狩れ 魔女を裁け 人の世を護り哀れみたまえ 夜警の火に駆り立てられ 翻弄されるだけのお前が 聖人君主を名乗るのかい 悪魔と化したあの子はさ 甘いものが好きな 普通の少女だったんだぜ ためらいもせず引き金を引く お前の手には祈りの1つさえない あらゆる立場 力 財 名声 すべては恐怖の前に消し飛び 真っ平ら これこそ理想的人類みな平等、さ 夜の闇に紛れ 何かが嗤っている 隣の家はこないだの晩からずっと 空っぽだ 逃げ場などないんだって本当は 気づいている さあ今夜も火を灯したら 始めましょう 悪魔を狩れ 魔女を裁け 人の世を護り哀れみたまえ 夜警の火が街を照らす 最後の生贄はお前 「嫌だ!悪魔じゃない! 魔女でもない! 人間だ俺は!指差さないで!」 銀色の言葉も今や虚しく 人間の絶えた街に響く 聖人君主なんかいなかった