きみのうたを口ずさんで 時間が過ぎるのを待っていた 頭が痛くて 何もしたくなくなる これ以上 話すと 情けない言葉ばかり 出てきてしまう気がするよ 今 自分がしてる顔 気づいて さらに落ち込んでしまわないように そう気づいたら とりあえず 真冬の青い空 ぜんぶ乾いていて やさしさなんて持てそうにない 好きだった人のこと ちょっと思い出して また すぐに忘れて もう二度と 思い出すことがないようなこと 思い出した だから もう少し ここにいて 少しだけ 静かにして じっと 見つめさせてほしいんだ きみの声は なんでさ こんなに ぼくを持ち上げてくれるの だから このまま 連れて行ってくれよ きみだから できるんだよ わかるかい? だから このまま 連れて行ってくれよ 何も考えたくないんだ 目の中を突き抜けていった青 いつでも かなしくなれる気がするよ 気を抜くのが こわいんだ つまらなくなるのが こわいんだ 今は ただ そうなんだ きみは何を許すの? ぼくは何に許されたいの? だから もう少し ここにいて 少しだけ 静かにして じっと 見つめさせてほしいんだ