きみの手を 握ったような そんな まぼろし もう ずっと 夢でしか会えなくて きみが手を 握ったような そんな感覚で 目が覚める それっきり それだけになって ガランとした 朝 遠くで呼ぶ声も 聞こえなくて 足の裏の生ぬるさだけ どんな顔もできないや ぼくは ただ それっきり それだけになる 漠然と ゆううつで ただ ずっと そんな感じ 今も ただ そうなだけ きみに会いたいな と思う きみの手を 握ったような そんな まぼろし もう ずっと 夢でしか会えないのなら 毎日 でてきて ぼくの中のきみは いつもやさしい そんな感覚で 目が覚める そんな感覚で 目が覚める 余韻を たどっている 消えていく 余韻をたどっている