また季節が過ぎてゆく前に

歌詞

毎朝の通学路 振り返るくねくね道 見えなくなるまで 手 振ったっけな いつか雨に降られ 走って帰ったあの道 笑ってバスタオルで 拭いてくれたっけな 父ちゃんと母ちゃんを 本気で怒らせて 親は恐いもんだと ちょっと間 思っていた AMラジオと日曜日 脅かしてやろうなんて トマトケチャップ 塗って死んだふり 意味なくこの身を生きてた テレビもゲームもない裸足の毎日 意味も知らずそれでも精一杯 よどみないその瞳で何を見てた また季節が過ぎてゆく前に 今まで気づかなかった思いを また季節が過ぎてゆく前に あの日のように寄り道しながら ひとつひとつ紡いで 遊び疲れて気がつきゃ22時 母ちゃんが立ってるくねくね道 「何時だと思ってるんだ」って 「何時から待ってたんだ」って 思った 遊び疲れて気がつきゃこんな歳 「父ちゃん何歳なん? 」って訊いたあの日 「バースの背番号や」って言ってた もうすぐじゃないか 友達三人 自転車 海を見ようとめざした大阪湾 川づたいに走りゃまあ 着くだろうって なんにも変わってないね やけに長い夏休みと 沈まない眠い太陽 なくしてしまう夢に 出会ったりもした 時は経ち 未来を生きてる “おかえり”と“ただいま”が待つ あたらしい町 走り出す車窓 には夕映え ふたつのこの瞳は何を見てる また季節が過ぎてゆく前に 今まで気づかなかった思いを また季節が過ぎてゆく前に あの日のように寄り道しながら また季節が過ぎてゆく前に 今まで気づかなかった思いを また季節が過ぎてゆく前に あの日のように寄り道しながら ひとつひとつ紡いで