人間みたいだ

歌詞

十年前に書いた 自分への手紙を破った 都合のいい言葉を 辞書で引いて逃げてきた あの日の恋も友も テストの結果も何も 全てが無かったんだと 自分に言い聞かせて すべてが怖くて すべてを愛せなかった このまま影になれたなら いいのにな 辞めてくれ もう沢山だ 青春だって 友情だって 火を付けてしまえば 終わりだ 図々しくて 罪から逃げて 何もかも 食い尽くすまで止まらない やっぱり僕らみんな 人間みたいだ ん 全てをほっぽり出して 逃げてきた午後の2時 気楽にくたばろうか 意味もなく 缶を蹴る あの日の空とさして 変わらぬはずの景色も 全てが僕の胸を 優しく 絞めてゆく 全てを憎んでいた 全てを愛したかった 言い訳にすぎないけど 馬鹿にしなよ 消えてくれ もう沢山だ 馬鹿な僕も 弱い僕も 火を付けてしまえばよかった 善にもなれず 悪にもなれず 半端なままで 時間だけを食いすぎた いっそ こんな僕を 燃やしてくれないか 辞めてくれ もう沢山だ 青春だって 友情だって 壊れてしまうのが 怖かったから 罪から逃げて 勝手なものね それでも生きていたくて きっと 立ち上がるから 人間みたいにさ