夏のいろ

歌詞

夏模様の空 どこか、淋しい色で満ちていた 窓の外には かげぼうしと思い出が あるだけ 「忘れないでほしい」 なんて書いてはみたけれど そんなこと伝える 権利もないかな 楽しかった日 辛かった日 僕と君が初めてあった日 脆弱な日々 もう逢えない 陽射しはまだ強いな これは夢じゃないから 変わることはない この時間も 一つの夏に過ぎないから 白い花束を 晩夏の光が照らす おかしいな、今日は晴れてるのに 視界が霞む 炎天下の空 君とのはじめての夏、だよね そばにいるだけで 幸せだったんだ もうすこし君と 寄り添ってたかったな せめて今日だけでも 日が暮れるまで 苦しいときも 怖いときも 思い出は増えつづけてたんだ これより厚くなることのない アルバムをそっと閉じて 夢でいいから 君に会いたいな この時間も 僕らの 昔惜しみだけど 君に似合わない お日様が笑ってるよ おかしいな、 曇りや雨空が 恋しくなるよ 街がせわしなく 回っても 君との時は止まったまま 考えてても 変わらないのに 陽射しにやられたかな 夢じゃないから これは夢じゃないから 変わることはない この時間も 一つの夏に 過ぎないから 白い花束を 晩夏の光が照らす おかしいな、今日は晴れてるのに 視界が霞むんだ