少年の夜

歌詞

ぽつり一人帰り道で ふと気づく祭りの声 出店の匂い 笑い声 子供達の笑顔 ふと足を止めてみた 僕は君が実は好きで でも僕に 魅力はなくて 目を瞑りつつゆっくりと歩いた 僕らはもうすぐ 大人になってゆくのだ 僕らはもうすぐ 大人になってゆくのだ お祭りだって 日が暮れれば終わるんだ 落ちない線香花火などないんだよ 消えてゆく消したくない幼心 火花散る散る夜 今夜はやけに月がきれいなんだ 僕は空も見れないんだ 僕らは大人になってゆく 僕は独りで歩いてゆく 棘の一つも抜けないまま 後悔自責を吐き出せないまま 僕らは大人になってゆく 世界はフツウに回ってくんだ 空の色が変わりゆけど 変わらない物はきっと 君の目の 奥底で 眠ってる それこそが 今の僕らをつくっている めくるめくこの物語は 誰にも模倣できないんだ 薪をくべる 限り灯火は 消えないはずさ 死んでしまうその瞬間まではきっと 造花なら枯れることはないけれど 限りある儚さはないんだよ 枯れたそのもとに命は芽吹く 有限が無限を創る さあさあ一ニの三でワンダーランド 伽話だって現にしてやる 予測不能な未来だって 僕ら人間がつくってる 過ちだって冒険だ 誰もがみんなが間違ってるから 僕らは大人になってゆく さあ少年よ大志を抱け 今夜はやけに月がきれいなんだ 僕は空も見れないんだ 僕らは大人になってゆく さよなら少年よ。 今夜は 今夜も一ニの三でワンダーランド 伽話だって現にしてやる 予測不能な未来だって 僕ら人間がつくってる 過ちだって冒険だ 誰もがみんなが間違ってるから 僕らは大人になってゆく さあ少年よ大志を抱け