プラタナスの 幹にもたれ 白い息を 吐いて君は 奴を好きだといった 振られた僕を 泣かさないでよ チラチラ ゆきが 舞い降りる 霜柱 踏みしめて 歩いた 校庭 泣かないで かじかんだ 僕の足 渡り廊下 ながれていく 蒼い服の中の君は だれより輝いてた 君と並んで 夕日の道を ドキドキ 胸が 舞い上がる 忘れない いつまでも 二人でいたくて おもいきり ゆっくりと 歩いたよ 振られた僕は 憶えているよ チラチラ雪が 舞い降りて プラタナス あのままで 揺れてる 校庭 泣いたのは かじかんだ 僕の恋 忘れない いつまでも 二人でいたくて おもいきり ゆっくりと 歩いたよ