いま芽生えた想いも ひとり浮かべた溜息も きっとためらいながら 街の鼓動に紛れ込んでいく すれ違うだけの見慣れた人波 少し背中を押されるような気がして 歩き方さえも分からない日々に 立ち尽くし戸惑い震えていても まだ見えない明日の風に 怯えないでいて いま手を伸ばして あなたの側にある大切な燈を 抱きしめて離さぬように ありふれてる戻れない時間に かけがえの無い微笑みを いま足早に過ぎた 同じ燈の街並みも きっとそれぞれ違う 想い抱えて明日を待つの 流されるように過ぎていく毎日 あの日の笑顔も思い出せないままで 消え入りそうな脆く儚い願いも 迷いながらいつかは誰かの元へ 祈るだけの明日は 何も変わりはしないの いま手をほどいて あなたの中にある真実の燈を 見つめていて消えないように 積み重ねた愛しい時間に あの日のような微笑みを 巡り続ける 季節の中 彩り溢れる花束を まだ見えない明日の風に 怯えないでいて いま手を伸ばして あなたの側にある大切な燈を 抱きしめて離さぬように ありふれてる戻れない時間に あなたの行く道 照らす燈を信じて