意味を成す其のメゾンが未だ、 楽観的である前に、然う。 在りもしない話だった。 日々を断つ此のゼノンは只、若干、 嬰ヘを晒してた。 彩度次第消え去ってく。 祭に堕ちた答は孟、 盲信に至って終った。 廃に朽ちた月の夜に、 鎔けて崩していく。 傀儡の光が未だ、消え去る前に! 切り裂いて欠いて佩いて砕いて 描いた理想を謳っても、 廃頽のライアに繋がる華奢な 声の儘で。 間違いに亡い稀代な 排他回路に縋って行ったって、 孟何も亡いんだろ、嗚呼。 指揮を課す其のデオンは未だ、 客観的である前に、然う。 去り際に捨てたコインが。 機宜を待つ此のエオンは只、雑感、 頸を潰して、ほら。 終末を迎えていた。 助けを乞う其の声が、 鈎状な世界に鳴り響いて已むことは 亡い。 孟一度、 再帰してやり直す事は 出来るだろうか、出来亡いだろう。 為らば責て、 責て此のアポカリプスを此処で 絶とう。 其れで、 唯一つの幸せを断つことが 出来るの為らば。 粋がって舞って散った 其のアイロニを紡いだって、 何一つ救えはしない。 耳を紡ぐ騒景が。 切り裂いて欠いて佩いて砕いて 描いた理想を謳っても、 廃頽のライアに繋がる華奢な 声の儘で。 場違いな哀、 次第に肥大し続ける害を 俟ったって、 孟何も亡いんだろ、 解って居るんだ!