Track by多摩川河川敷炎上
1 月の空は限りない黒で 電車の窓から眺めれば 吸い込まれそうになる 眠たいな 熱い缶コーヒーをのどに流し込み 煙草の煙に白い息を混じらせ吐き 出すのさ マイナス 10℃の空気は僕の肌を少し凍り 付かせて 吸い込む雪が肺の奥で 少しぬるく混ざり合っていく 少し汗ばんだダウンを 椅子の背もたれにかけて ゆっくりと眺める 時間だけが過ぎていく寒い冬の夜 降り積もる雪の中で今年は僕を どうか忘れてください 僕を忘れて