いつか観た映画のラストのシーンが 思い出せないままで あっという間に時間は流れてくね 今年もあと半分だってさ 蜂蜜みたいに 甘いねって 公園の花を摘んでた あたしは子供だった 体と心が追いつかないって 誰かに聞いてほしいのにさ うまく話せないまま 大人になってしまうね 何も変わらないようで 大人になってしまうね きっと喜び方も変わってしまった 会いたいときには会いにゆくよ ただそれだけでよかったのに 会えない理由を見つけるのは やめとけばよかったな 足早にすぎる人をみて 比べてばかりじゃいられない 現実 甘くなくて 分からないまま不安だった あの夏も気づけば冬になって 少し恋しくなる 大人になんてなれずに くだらない事で忘れてしまいたい 大人になんてなれずに ずっと何かにしがみついて いたかった 泣きたいくらいに苦しいのに まだ繋ぎ止めていたくて 退屈だって話していた 日々も夜も素敵だった このままどこへ行こうと 一つ二つ思い出す度に 強くなれる 君がいてくれたら