焼却してしまえば どんな人もお別れさ 古い写真の ボート小屋に火を付けた 気が狂うみたいに 燃えてゆく友達や 戻れぬ時代の残り火を 見送りながら 夢の中で傷ついて ふと目が覚める 夜がひとつ無くなってくれれば それでいいよ 決して叶わぬ計画 というわけじゃない 人間性切り捨てても 遂げたい夢がある 気が狂いそうな孤独にも 耐えてきた 冷たい瞳の呪いも誇りだけれど 誰かを忘れることが とても難しくて 残り物に火を付けて 今日をやりくりしている 夢の中で傷ついて また目が覚める 夜がひとつ無くなってくれれば それでいいだけなのに