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メビウスの裏 (feat. 知声)

Track by瀬乃一郎

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  • 2022.10.08
  • 4:18
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歌詞

真夜中 群れなす羊 身勝手に呼ばれては 理不尽に忘れ去られる 似ているね、わたしたち <わたし>という薄皮だけで 何を諂えるのか 時を刻む音を鼓動が追い越した 欠落こそが愛を生むなら この喪失は何を育む 終わらない昨日 道連れの明日 円環は閉じ 最果ては凪ぐ きみ や わたし と 名付けて引いた境界線の 継ぎ目を撫でる やり直したい そう思うのは いつも決まって あの夜 孤独を紛らすため 抱えた縫いぐるみが ——ぽつりと、囁いた ひとのこと言えないね 記憶という儚いものに 縛りつけられたまま 鼓動はわたしまで やがて置き去りにした せめて 穏やかな眠りにつきたい 微睡んで たわいない夢をみて とりとめのない そんな朝を 迎えたいのに わたし独りが 取り残されて戻れないまま 透き通る空 訪れるのは色のない朝 囀る鳥も歌を忘れて 間違えた問い 残った答え 揺らされてなお落ちない雫 「きみを知らないままでいたいね」 身勝手でいい 忘れてほしい 忘れることが出来ないのなら せめてすべてを粉々にして きみのことなど 思い出せない残骸にして 胸にしまおう きみとわたしの 境界線を 割いて裏返し 繋ぎとめれば きみはもういない メビウスの裏 明日のわたしが最果てで待つ

このアルバムの収録曲

  • 1.メビウスの裏 (feat. 知声)
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